出来上がった調合液の硬さやpH、匂いや色味を確認し、狙い通りのものが出来上がっているかを検査する性状検査と、医薬部外品の有効成分がきっちりと正しい量配合されているかを検査する確認・定量試験が、私が今現在行っている主な仕事です。
その他、菌検査から製品の容器に至るまで、品質管理課では、出荷の可否を決定するために、様々な検査を行っています。
元々、メーカーの垣根を越えて様々な商品に携わり、物作りができるOEMという業界に興味があり、その中でも、面接で私自身の話を真摯に聞いてくれる会社であると感じたことです。
頼りになる上司と先輩に囲まれ、恵まれた環境下で仕事をさせてもらっているなと感じます。久しぶりに会う他部署の上司や先輩も、気さくに話しかけてくださり、仕事に関しての疑問や不安が出た時も質問しやすい雰囲気で、時には丁寧に教えてくださり、時には問題解決のヒントを与えられて自分で調べることを諭してもらえるような職場です。
液体充填品やエアゾール製品、その他一般家庭用品に至るまで、幅広い商品の製造に携われるのが、日進化学の大きな魅力であると思います。日々生産される様々な商品が、自分たちの検査を通過して、消費者のもとへ届くと思うと、大きな喜びとやりがいを感じます。
生産作業工程が一つ進めば、そこには人件費や資材費が乗り、それらが不良品となれば、膨大な損失となります。 常にトラブルがついて回る仕事柄、問題のある製品や調合液は、少しでも早い段階で止めることが使命です。毎日の生産が立て込む中、なかなか難しくもありますが、一歩でも早く対応できるよう、迅速かつ正確な判定が出せるように精進したいと思っています。